こんにちは。韓国語を勉強しているからには、韓国語を活かして仕事ができるといいですよね。語学を活かした仕事はたくさんありますが、今回は僕が約5年間経験した観光案内所での仕事を紹介します。比較的なりやすく、楽しい仕事ですよ!
観光内案内所の仕事について
僕は約5年間、明洞にある動く観光案内所で働いていました。屋外で案内をする仕事で、業務自体は一般的な観光案内所(日本の案内所)とさほど変わりません。
ここで簡単に観光案内の仕事を紹介します。
一番多いのは道案内でしょうか。最近はグーグルマップなどを使って、外国人観光客も目的地を探しやすくなったとは思いますが、それでも圧倒的に道案内の依頼が多かった気がします。
また、交通関連の問い合わせも非常に多かったです。バスや鉄道を使うのは外国人にとって大変ですからね。財布やパスポートの紛失の手伝いをすることもありました。韓国語、日本語、中国語、そして本当に拙い英語を使いながら案内をしていましたが、やりがいがあり、とても楽しかったです。
さらに、観光関連の文書やパンフレットの翻訳業務も担当していました。
動く案内所に関してはこちらで詳しく紹介されているのでよかったら是非お読みください。
観光案内所で働くメリット
1 韓国語をフルに活かせる!
観光案内所の仕事は、韓国語を使う比率が非常に高い仕事だと思います。単純な道案内だけでなく、観光地に関する説明や、紛失物の拾得依頼など、観光客から様々な質問を受けることがあります。
言葉は使ってこそ力がつくものですから、案内を通じて韓国語の実力も自然と伸びますよ。

2 人の役にたっていると実感しやすく、やりがいがもてる
書籍の翻訳をしていると、直接お客様に喜んでもらうことはほとんどありません。たまに本屋で、僕が翻訳した本を手に取っている場面を目にすることがあるくらいです…。
その点、観光案内の仕事は、その場で旅行者に情報を提供できるため、いつも感謝の言葉をかけてもらえます。だから、やりがいを維持しやすく、楽しく働くことができます。
3 お金のノルマ、締め切りがない!
目標額や締め切りがない仕事や会社ってなかなかありませんよね。僕も翻訳やライター業務をしていると、締め切りに追われることもありますし、ある程度は稼がないといけないというノルマのようなものもあります。
でも、観光案内所は営利目的ではないので、お金に関するノルマや締め切りはありません! 例えば、案内所が1日に〇〇人を案内しなければならないというようなことはありませんでした。
とにかく、ノルマや締め切りがないので、かなりストレスフリーで働けたのは非常に大きなポイントでした。
ただし、地理や観光情報に関しては「これは覚えなければならない!」ということがあったので、そこは大変でした。明洞のお店の位置や並び順、何階にあるかといった情報は、当時ほぼ全て把握していました笑
観光案内所で働くデメリット
1 給料が安い、雇用形態が悪い
総体的に見て、自治体が運営しているため、賃金体系はあまり良くありません。僕の場合、新人教育を担当していたので、20万ウォンの手当が別途支給されていましたが、昇進はないため(どこも所長と一般職員、パート・アルバイトが分かれている程度です)、稼ぎたい人には絶対におすすめできません。
ソウルの場合、観光案内所や動く観光案内所もパートやアルバイトの採用はなく、すべて契約社員です。日本でも場所によりますが、パート、アルバイト、契約社員が多い職業なので、正社員として働くのは簡単ではないというデメリットがあります。将来性という点では展望が良くないため、この仕事がよほど好きでない限り、長く続けられる仕事ではないと思います。
2 経歴にならない 次の仕事が探しづらい
比較的入りやすいだけあって、経歴を作りづらいというデメリットもあります。業務が案内メインなので、何かを達成したという実績を履歴書に書きづらいんですよね。
僕も観光案内所で5年働いた後、収入面での不安から次の仕事を探しましたが、観光案内所以外での仕事を探すのにかなり苦戦したのを覚えています。案内以外にも翻訳業務をしていたので、ゲーム会社で翻訳の仕事を得ることができましたが…。
韓国語を使う初めての仕事としてはおすすめですが、あまり長居はしないほうが良いというのが僕の見解です。
3 面倒な客も結構来る
接客業をしていれば、変な人を案内しなければならないこともしばしばあります。「カスハラ」という言葉も随分浸透していますしね。それが外国人だと、さらに大変です。僕は韓国で働いていたので、とある韓国人に「なんで総理は阿部なんだ?」と文句を言われたことがありました。
「なんで俺に?」と思いましたが、政治のことを聞かれても困るし…(苦笑)。どんな人にも丁寧に対処しないといけませんね。
観光案内所で働くには
パソコンのスキルなどはそれほど要求されないと思いますが、韓国語の実力が重要視されます。条件は場所によるかと思いますが、韓国語能力試験であれば、5級に合格しているのが望ましいと思います。
観光案内所は全国各地にあるので、比較的探しやすい業種かと思います。コロナ後は来日する韓国人が増えており、需要もあるかと思います。
とにかく金銭面にあまりシビアでなく、韓国語を使って仕事をしてみたいのであれば、観光案内所の仕事はおすすめです。
ただし、私のように韓国で探す場合、ビザの問題が発生します。就労ビザの発給をしてくれるところは少ないと思ったほうが良いですので、ビザがない場合、ソウルでの就職は難しいかもしれません。その他の自治体なら、留学ビザやワーホリで働ける雇用形態もあるかもしれません。
観光案内所の仕事について紹介してきましたが、給料の面を除けば、韓国語もたくさん使えて、やりがいもあり、とても楽しい仕事です。だからこそ、私も5年間勤めることができたのだと思います。感謝されると、仕事のモチベーションが本当に上がりますよね!
韓国語を使ったこんな仕事もあるんだと参考にしていただければ幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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