韓国語には日本語と同様に助詞があり、『は』=『는/은』のように対応させて覚えやすいですよね。でも、似ているようで少し違うのが韓国語の特徴です。中でも、日本語の『の』に当たる『의』は、使い方が難しいと感じたことはありませんか?例えば、「学校の先生」が「학교 선생님」のように『의』が省略されるケースが多くありますよね。
すべてのケースに対応するのは難しいですが、助詞『의』をより使いこなせるようになるための5つのルールをご紹介します!
助詞『의』の種類
『의』は基本的に『の』と訳すことができますが、細かく見るとさまざまな使われ方があります。まず、『의』の種類について確認しましょう。
所有・所属・所在・関係を表す
동건이의 책(ドンゴンの本)【所有】
대한민국의 국회의원(韓国の国会議員)【所属】
학교의 운동장(学校の校庭)【所在】
시누이의 남편(義理の姉(妹)の夫)【関係】
行為の対象や目標を表す
문제의 해결(問題の解決)
도시의 파괴(都市の崩壊)
책의 저자(本の著者)
属性や数量の限定、同じ資格を表す
최선의 선택(最善の選択)
고도의 기술(高度な技術)
일말의 후회(一抹の後悔)
100킬로그램의 몸무게(100キロの体重)
比喩を表す
마음의 소리(心の声)
부활의 신호(復活の合図)
자연의 노래(自然の歌)
ルール1 『의』が省略できないケース
ここからは『의』が省略できないケースについて説明します。
1 比喩
작은 새의 노랫소리(小鳥の唄声)
하늘의 눈물(空の涙)
2 強調・明記を表す
強調する場合や、明確に示したい場合も『의』を省略しません。
그 것은 친구의 책이에요.(これは友達の本です)
3 名詞+連体形+名詞
詳しく説明する場合、『의』を省略しません。
딸의 큰 눈(娘の大きい目)
4 名詞句で終わる場合
어머니의 위대함(母の偉大さ)
마음의 아름다움(心の美しさ)
이 책의 다양함(この本の多様性)
5 『의』の後に名詞が2つ続く場合
동생의 여자 친구(弟の彼女)
6 連体形+名詞の前
차분한 분위기의 수영복(落ち着いた雰囲気の水着)
차분한 색의 샌들(落ち着いた色のサンダル)
ルール2 『의』を入れてはいけないもの
次に、日本語では『の』が必要でも、韓国語では『의』を入れない方が良い場合について見てみましょう。
1 単語化されているもの
여름 바다(夏の海)
수영 수업(水泳の授業)
2 上下・前後・位置や時間を表す名詞
서울역 다음(ソウル駅の次)
학교 앞(学校の前)
새벽 3시(夜中の3時)
3 種類を表す名詞
일본어 참고서(日本語の参考書)
저희 회사 과장님(弊社の課長)
ルール3 『의』ではなく『인』を使うもの
同格を表す『の』の場合、『의』ではなく『인』を使用します。この『인』は日本語の『~である』に対応します。
야구선수인 동생(野球選手である弟)
ルール4 『의』を入れないほうが自然なもの
所有や所属、所在、関係を表す場合、省略したほうが自然なケースが多いです。
학교 선생님(学校の先生)
아들 책(息子の本)
부산 날씨(釜山の天気)
ただし、特定の表現では『의』を使わないと不自然になる場合があります。
오늘의 커피(本日のコーヒー)
ルール5 韓国語では『의』を連続で使わない
日本語では『私の学校の校庭のブランコ』のように『の』を連続して使うことがありますが、韓国語では避けるのが自然です。この場合は次のように表現します。
나의 학교 마당에 있는 그네
내가 다니는 학교 마당에 있는 그네
韓国語の『의』は、日本語よりも省略される場面が多いので、まずは省略できないケースを覚えることから始めるのがおすすめです。そして、多くの韓国語に触れて感覚を養うことも重要です。これからも一緒に頑張りましょう!
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。



コメント